どこにいるの?リュウキュウオオスカシバ ~セカンドシーズン~

豊見城市立伊良波小4年 眞榮城綾香

採取場所地図も作るぞ!



どこにいるの?リュウキュウオオスカシバ ~セカンドシーズン~
車に乗っている時、街中を飛び回るリュウキュウオオスカシバを見つけるなど「ラッキー」が続いているという眞榮城綾香さん=豊見城市


 ガのオオスカシバとリュウキュウオオスカシバを幼虫の段階で見分けたいと、昨年に続き、その特徴を研究中だ。

 昨年は26匹を飼育、うち1匹が「リュウキュウ-」だった。体や気門の色に違いがあったが「個体差かもしれない」。ことしは50匹を飼育、「リュウキュウ-」は6匹だった。

 羽化したら採取場所に放ち、記録をもとに昨年の幼虫に共通する特徴を探している。

 ことしは名護で、食草のクチナシに産卵するオオスカシバの撮影にも成功した。クチナシのつぼみに産み付けられた卵からかえった幼虫はつぼみを食べるうちに体が白くなり、葉を食べると緑に戻ることなども発見した。今後は卵や幼虫の採取場所を地図にする予定だ。

〈一言アドバイス〉


 今年は6匹のリュウキュウオオスカシバを飼育しているとのこと、幼虫の特長が確認できるとよいですね。幼虫段階でオオスカシバと区別できれば両種の生態や行動の違いがより詳しくわかるかもしれません。楽しみですね。(安座間)

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