花粉のひみつにせまれ新垣琉佳、新屋樹、原田ちえ、花岡光、仲宗根来南、関口桜(垣花小5年)



50匹のミツバチを捕まえて観察するのが目標だという垣花小の子どもたち=那覇市立垣花小学校


ミツバチの働きに関心


 理科の授業で植物の受粉にはミツバチの働きが必要ということを学び、さらに研究を深めようと今回のテーマにした。新垣琉佳さんは「花粉とハチの関係を詳しく知りたい。どの花の花粉をたくさん取るのかなどを調べたい」と話す。学校や、近くの奥武山公園でミツバチを捕まえて、花粉を顕微鏡で観察する。50匹が目標だ。

 セイヨウミツバチやニホンミツバチといった種類の違いも本で調べたりした。「ハチとかは苦手だった」という子たちも、調べるうちに愛着がわき今では「もふもふしたところがかわいい」と話すようになった。

 仲宗根来南さんは「今のところ、シロツメクサの花にいるのをよく見るから、シロツメクサの花粉が見つかると思う」と予想した。

〈一言アドバイス〉


 花にきたミツバチをつかまえて、体に付いた花粉を取る時、その花の花粉も忘れずに調べましょう。花粉は小さくて、普通の顕微鏡ではぼけて見えることもありますので、美ら島研究センターに相談するのもいいでしょう。(西平)

主催:琉球新報社 共催:一般財団法人 沖縄美ら島財団
〒900-8525 沖縄県那覇市泉崎1-10-3  (c)The Ryukyu Shimpo
本ウェブサイト内に掲載の記事・写真の無断転用は一切禁じます。すべての著作権は琉球新報社または情報提供者にあります。