ちゅらまち公園に住む昆虫たち、その種類 東恩納佑(天久小4年)、東恩納逞(同2年)
「捕まえた昆虫を立体標本にしたい」と話す(右から)東恩納佑君、逞君=那覇市
公園の「昆虫地図」作るぞ
公園に着いたとたん、虫取り網を手に駆け出し、あっという間に「クマゼミのメスつかまえたよ!」と見せてくれる元気いっぱいの兄弟。昆虫が大好きで虫取りは大の得意。飼育も好きで、これまでにいろいろな虫を観察してきたが、ことしはきちんと記録を残し、科学的に研究したいと応募した。
虫も命だと分かっている2人は、翌日逃がそうと思っていたセミがかごで死んでしまったことを今も後悔している。カマキリなどどうしても飼いたい時は、死なないようにと、えさに生きた虫を捕まえてきて数日だけ観察する。
現在は公園の地図を作成中。公園を上から見た絵を描くのが難しいが、どこでどんな虫を見つけたか書き込んでいく。最大の目標は「標本や立体標本を作ること」と目を輝かせる。
一言アドバイス
これまで続けてきたちゅらまち公園での昆虫観察から、どんな場所にどんな虫がいるのか、また公園の環境変化で虫の種類や数がどんなふうに変わったのかをまとめ、昆虫にとってすみやすい公園とはどんな公園なのかを提案してみましょう。(佐々木)