珊瑚礁からの贈りもの「琉球石灰岩」 金城日向(米須小2年)
父親の職場の鉱山の前で。幼少時代から琉球石灰岩に触れて育ってきたという=糸満市
沖縄の美しい海に関心
琉球石灰岩を取り扱う鉱山を経営する父の影響で幼いころから珊瑚礁や海に興味があったという金城日向さん。海中の珊瑚や貝殻などが堆積してできた多孔質の堆積岩であり、沖縄では古くから城壁・石垣・階段など様々な場所で使用されている。
「琉球石灰岩はどうやってできるのだろう」、そして「どうして沖縄の海はこんなにも美しいのだろう」という素朴な疑問から、珊瑚礁の特徴や働き、生まれてから琉球石灰岩になるまでの成長について調べる。
「サイエンスクラブの活動を通してひとつのことをやりとげる達成感を得たい」とし「同じサイエンスクラブの仲間たちに負けないように素晴らしい成果を残す」と力強く意気込みを語った。
〈一言アドバイス〉
サンゴは色やかたち、大きさがいろいろです。かたくてまがらない、せっかいしつの骨をもっています。ほかにもかたい骨やからのあるいきものが、たくさんいます。そのことも考えると、答えがわかるかもしれませんネ。(西平)