イノーと湿地で好きな生き物たくさん発見 堂本蒼一郎(城岳小2年)
見つけた貝を手に取る堂本蒼一郎君(左)と、頼もしい研究助手でもある4歳の弟、京平君=浦添市西洲
観察、調べものもたのしく
海の生き物観察が大好きな堂本蒼一郎君。夏休みには毎週イノーや干潟へ出掛けている。観察した生き物は必ず写真を撮り、撮りためた写真は数百枚。裏には「フタスジナマコだと思います。ゆびでつつくとこう門からねばねばしたキュビエきかんを出します」など図艦で調べた名前や特徴を記している。海での観察だけでなく、帰宅後の調べものも「また一つ新しい生き物のことが分かったぞってうれしい」という楽しい時間だ。
生き物を見つけるとしゃがみこんだまま動かなくなるという堂本君。いつも一緒に観察に出掛ける母、美季さんは「私が気付かないような擬態のタコなども見つけるのが上手」と驚く。「クロナマコとニセクロナマコっていうのがいるけど、二セの方は日差しをよけるために体に砂を付けているよ」など、生き物博士の知識は日々、深まっている。
一言アドバイス
もうすぐ自分だけのずかんが作れますね。ニセクロナマコは、日よけのいらない夜は砂をつけていないのかしら? たしかめてから、また考えるのも楽しいでしょう。(西平)