グッピーとめだかの観察記録~ビオトープ作りに挑戦 川畑朋慧(越来小5年)



「リュウキュウメダカを自然の中で観察してみたいけど、生息地が少なくなっているのが残念」と話す川畑朋慧さんとビオトープ=沖縄市


自然の再現目指す


 幼稚園のころからグッピーの観察を続ける川畑朋慧さんの今年のテーマは、グッピーとリュウキュウメダカのビオトープ作りだ。ビオトープとは生き物がすむ環境のこと。「自然環境を自分で作ってみたい」と目を輝かせる。ビオトープに使うのは川畑さんが生まれた時に使っていたベビーバス。「観察しやすいけど、メダカのプライバシーは侵してるかも」と笑う。
 ビオトープでの繁殖が目標だが、屋外に置いているためヤゴがメダカを食べないか心配だ。一方でヤゴを取り除いたら不自然になってしまうのでは、とも悩む。ヤゴが来たら取り除くかどうか決める。
 グッピーは現在4代目。昨年、オスが死んで2日目と27日目にメスが赤ちゃんを生んだ。メスはどれくらいの期間お腹に卵を抱えているのかという疑問の解決も目指す。

一言アドバイス


 楽しく研究していて、いいですね。自然の池の底には必ず泥がたまり、水草は生きものたちのかくれがになります。ビオトープも、それににせて作ると、生きものたちもハッピーかもしれませんね。(西平)

主催:琉球新報社 共催:一般財団法人 沖縄美ら島財団
〒900-8525 沖縄県那覇市泉崎1-10-3  (c)The Ryukyu Shimpo
本ウェブサイト内に掲載の記事・写真の無断転用は一切禁じます。すべての著作権は琉球新報社または情報提供者にあります。