チョウの生態観察 チョウ調査隊(港川小) 花城秀太(5年)青葉(2年)真子(1年)
大きな虫かごでチョウを飼育し、その生態を調べる(上から)花城秀太君、青葉さん、真子さん=浦添市港川の自宅
えさ発見の方法に興味
沖縄ではあちらこちらでチョウを見かける。モンシロチョウやオオゴマダラなどはよく知られているが、ほかにどんなチョウがいるのか。興味を持った3人は、その生態を調べている。
浦添市に住んでいる3人は地元の浦添大公園でチョウを捕まえている。夏休みに見つけたのは14種。タテハモドキ、ルリタテハ、シロオビアゲハ、アオスジアゲハ…と3人の口からはチョウの名が次々に出てくる。
自分たちで作った大きな虫かごの中でチョウを飼育する。花城秀太君が興味を持っているのは「えさ」。「えさを用意しておくと、早く来たのがルリタテハ。オオゴマダラは来なかった。目で見てくるのか、においをかいでくるのか知りたい」と話す。
3人にはそれぞれ好きなチョウがある。青葉さんは「オオゴマダラがふわーっと飛んでいくのが好き」、真子さんは「ルリタテハは模様がきれい。表と裏、オスとメスでも模様が違う」、秀太君は「イシガケチョウ。スーっと飛んできれいに止まる」と教えてくれた。
識者コメント
飛んでいるのを見ると同じように見えても、採集してよく見ると、違いを発見することがあります。初めて採集したチョウのつもりでしっかりと観察してください。大きなチョウだけに目を奪われないで小さなチョウもしっかりと見てください。(瀬名波)