粟国の野鳥研究
粟国小自然観察クラブ(粟国村立粟国小) 伊是名虹也、新城もあ、濱川あさひ(4年)、宮城秀平、山内桃佳、新城琉世(5年)
クラブ活動として調査を始めて3年目。今年度は月に一度、島内6カ所の観察ポイントを訪れ、留鳥や渡り鳥を観察する。写真や絵で特徴を記録し、数を確認。毎月観察してどの時期にどの鳥がいるのかを調査している。4月に名護市屋部から引っ越してきた伊是名虹也君(9)は「屋部ではカラスくらいしか見なかったけど、ここにはたくさんの鳥がいる。特にオオワシやチョウゲンボウなどの猛禽類が好き」と目を輝かせる。粟国島では過去10年間で3度目の確認となるムラサキサギを発見した宮城秀平君(10)は同時期に波照間島から来島した。「粟国島は渡り鳥の種類が多い。渡り鳥、留鳥全て調べたい」と意気込む。
気象条件によって野鳥の数に増減があるという。「暑いときや台風の後は減って、じめじめした涼しい日は多い」と宮城君。今後も観察を続け、どの時期にどの野鳥がどこで見られるかを調べ、過去2年のデータと照らし合わせるつもりだ。
粟国島は、留鳥や夏鳥は少なく冬鳥が多く見られる場所なので、これからの季節が観察には絶好です。いろいろな鳥が利用している場所を調べ、島のどのような自然環境を守ればよいのかを、研究を通して考えてみてください。 (佐々木)
気象、季節での変化まとめる
野鳥の観察に力を入れる粟国小自然観察クラブのメンバー=2018年8月、粟国島
クラブ活動として調査を始めて3年目。今年度は月に一度、島内6カ所の観察ポイントを訪れ、留鳥や渡り鳥を観察する。写真や絵で特徴を記録し、数を確認。毎月観察してどの時期にどの鳥がいるのかを調査している。4月に名護市屋部から引っ越してきた伊是名虹也君(9)は「屋部ではカラスくらいしか見なかったけど、ここにはたくさんの鳥がいる。特にオオワシやチョウゲンボウなどの猛禽類が好き」と目を輝かせる。粟国島では過去10年間で3度目の確認となるムラサキサギを発見した宮城秀平君(10)は同時期に波照間島から来島した。「粟国島は渡り鳥の種類が多い。渡り鳥、留鳥全て調べたい」と意気込む。
気象条件によって野鳥の数に増減があるという。「暑いときや台風の後は減って、じめじめした涼しい日は多い」と宮城君。今後も観察を続け、どの時期にどの野鳥がどこで見られるかを調べ、過去2年のデータと照らし合わせるつもりだ。
〈一言アドバイス〉
粟国島は、留鳥や夏鳥は少なく冬鳥が多く見られる場所なので、これからの季節が観察には絶好です。いろいろな鳥が利用している場所を調べ、島のどのような自然環境を守ればよいのかを、研究を通して考えてみてください。 (佐々木)