「気持ち・運動」とみゃくはく数の関係

喜舎場遥大(沖縄市立北美小4年)

激しい動き 変動大きく




実験の協力者である妹の友彩さん(中央)と弟の理生君と笑顔を見せる喜舎場遥大君(右)=2018年8月、沖縄市

 バスケットをすると心臓がドキドキすることを不思議に思った喜舎場遥大君(9)。お父さんからドキドキすることを「脈拍」ということを教えてもらい、運動と脈拍がどう関係するかを調べている。
 両親と妹の友彩さん(8)と弟の理生君(5)にも協力してもらい、縄跳び1分間、踏み台昇降1分間、散歩20分などの運動前後に1分間の脈拍を計測。前後の差が最大だったのが縄跳び、最小は散歩だった。「20分散歩するより縄跳びのほうがつらくなかったけど、脈拍は多くなった。つらさより動きの激しさが関係すると思う」と予測する。50メートル走など他の運動でも脈拍を測定し、一人一人運動後の平均、前後の差の平均を出す予定だ。「体が一番大きいし日頃から運動しているからお父さんが一番差が小さいと思う。体が小さい弟が一番差が大きくなるはず」と予想する。日常生活や感情で脈拍が変わるかも調べるつもりだ。

〈一言アドバイス〉


 よび実験で運動のつらさより激しさの方が、脈拍の上昇に関係すると考えたのですね。上昇後に元の値にもどる時間も、調べてみましょう。同時に呼吸回数や血圧も記録すると、さらに面白い研究になるかもしれませんね。(西平)

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