シャコの観察 城間もも(銘苅小3年) 飛和(同2年)
この日も数匹のシャコを捕まえた城間ももさん(左)と飛和君=糸満市の大度海岸
パンチの強さ 秘密に迫る
シャコ貝と間違われることも多いという「シャコ」。知らない人から尋ねられると「エビに似ていて、触ったらパチッとパンチする、と説明する」と城間ももさんと飛和君くん。2人が注目しているのは、そのパンチの強さだ。
海には毎週のように通っている。網とバケツを手に、いろんな生き物を捕まえるのが大好きだ。初めてシャコパンチを受けた時は「痛くて血が出た。後からもずきずきした」(ももさん)とその強さに驚いた。
そこで、これまではゆがいて食べていたシャコを水槽で飼い始めた。えさはシジミやアサリ。パンチで殻を割って食べるのではと予想し、いろいろな厚さの殻の貝を試そうと考えているが、同じ水槽のシャコが共食いをしたり、パンチしても割れなかったり。なかなか思うように進まないが、試行錯誤しながら最後には分厚い殻の「サザエを入れてみたい」(飛和君)と楽しみにしている。
一言アドバイス
透明な小さめのプラスチック容器にシャコを入れ、小さく元気なカニや二枚貝を入れて観察するといろいろ分かると思います。サザエはシャコの手におえないかもかしれませんネ。(西平)
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