沖縄のきれいな砂浜はなんでいろんな色があるんだろう
仲宗根亨(与那原町立与那原小1年)
色、大きさ 共通点探る
沖縄の砂浜が各地それぞれ色に違いがあることに気付き、種類や理由などについて調べている仲宗根亨さん=2019年8月、与那原町東浜
海岸の砂浜で遊んでいた仲宗根亨さん(6)は、砂をじっと見てみると黒い粒が混じっていることに気が付いた。それをきっかけに砂にはさまざまな色があることが分かり、沖縄の砂にはどんな色があるのか、色がついているのはなぜかを調べている。
夏休みを利用して本島東海岸を中心におよそ15カ所の海岸を巡った。全体的に白や黒やオレンジなど、採取する地域によって砂はさまざまな特徴があるが、どういった条件でそのような色になるのかはまだ予想できていないという。
お気に入りは「西原きらきらビーチ」(西原町)でとった、砂に含まれた赤色の粒。仲宗根さんは「石のかけらじゃないかな」と考えているが、粒の小ささから石か貝類かなど検討がつかないため、調べるのに苦労している。
夏休みの自由研究として、これまでの調査を一時まとめた後、まだ訪れていない本島西海岸で砂を採取して研究報告にまとめる予定だ。「100カ所はまわりたい。砂の色や大きさなどの共通点が分かればうれしい」と語り、「研究は楽しい。図鑑作りも挑戦してみたい」と、あふれんばかりの意欲を見せている。
〈一言アドバイス〉
海には、赤いほねやからをもつ生きものもいます。かいがんの小石もなみでうごかされ、だんだんこまかくなって砂になります。川からも砂や小石がながれてきますので、ちずで川のまわりのちしつもしらべてみましょう。(西平)
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