ヒージャーガーや雄飛川で生き物観察 あかゆらぬ花会 生き物係鈴木花(百名小3年)、山口福太郎(玉城小1年)



水辺の生き物について調べる鈴木花さんと、虫かごがトレードマークの山口福太郎君=南城市玉城


スケッチし細かく


 鈴木花さんと山口福太郎君は、南城市で地域づくりに取り組むあかゆらぬ花会で地域の生き物について調べている。研究3年目の鈴木さんは昨年、垣花樋川など水辺にすむ生き物の餌調べに挑戦した。洗濯ネットなどを使って捕獲を試みたが、小さすぎて確認できなかった。今年はもっと目の細かいものにするなど工夫し、肉眼では見えない生き物は顕微鏡で見てみたいと思っている。
 絵を描くのが好きな鈴木さん。今年は捕まえた生き物を細かく観察するためスケッチする予定だ。カニやホタル、シリケンイモリに、昨年一度だけ見たウナギも捕まえたい。
 研究初挑戦の山口君の目標は「魚を釣って食べること」。虫捕り網と虫かごがトレードマークの山口君は、同会が夏休み中毎週開催予定の観察会をとても楽しみにしている。

一言アドバイス


 水べの動物をかんさつして楽しいことでしょう。けんびきょうで、どのような生きものがみえるか、わくわくしますね。魚をつったら、いぶくろの中もしらべるといいと思います。(西平)

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