動物のたんじょう

平安凱一、濱里淳吉、玉城瑠斗、具志堅友紀、又吉巧己、垣花真央、上原大知、金城壱紀、奥一生、宮城翔大、比嘉啓太、岸本ニ千夏、豊見山飛翔、濱川大奈、西銘龍希、我如古陸斗、中西和也、砂川塁紀、与那嶺葵、德田彩、村山芽衣、杉村祐花、比嘉彩乃、仲嶺璃々花、亀谷晴香、屋良天真実、親泊楓香、上原未来、我謝彩音、安里碧、後小橋川美咲、新垣花 神森小(5年)



班に分かれて沖縄の動物について調べる5年1組=浦添市の神森小学校図書室


命の始まり謎探る


 授業で学んだ「メダカの誕生」。卵の発生を通して命が生まれる仕組みを学び、沖縄にいるほかの動物ではどうなっているのか、32人が9班に分かれて調べている。人気があるのは天然記念物のヤンバルクイナやクワガタムシだが、オオゴマダラやキノボリトカゲ、カンムリワシという班も。週2回の総合学習の時間に、図書室の図鑑やパソコンの前で元気な声を響かせる。
 後小橋川美咲さん、安里碧さん、亀谷晴香さん、親泊楓香さんの班が選んだのはヤンバルクイナ。9月の休日、家族にネオパークオキナワ(名護市)に連れて行ってもらって実物を観察、交通事故やマングースによる捕食などについても職員から話を聞いた。
 その後の教室でも参考図書をめくりながら「幼鳥が成鳥の色に変わるのはいつ」「鳴き声は」と新たな疑問は次々飛び出す。「…に詳しい人がいるよ」とヒントをもらうと早速インターネットで検索、担任に「電話取材できますか」と頼みに行くほど積極的だ。
 クラスでは沖縄こどもの国(沖縄市)への見学を計画中だ。クラス単位では校外に出る機会も乏しい分、「実物を見て飼育員インタビューも」と期待が高まっている。

識者コメント


 手分けして動物の誕生についての勉強、頑張っていますネ。チームワークでは、自分の選ばなかった動物のことまでわかるので楽しいでしょう。1回で何個産むか? 一生に何回生むか? 一生に合計何個の卵を産むか? 分かるともっと面白いかも。(西平)

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