だいすき! ヤンバルクイナ 長井琴芭(天底小1年)綾音(同3年)俊介(同5年)



ヤンバルクイナに夢中の長井琴芭さん(中央)と、研究をサポートする俊介君(左)、綾音さん(右)。俊介君が折り紙で作ったヤンバルクイナは報告書の表紙を飾る=浦添市


知りたいことあふれ出す



 5月に国頭村のウフギー自然館を訪れて以来、「赤い靴」をはいたようなかわいいヤンバルクイナにすっかり夢中の長井琴芭さん。母美由紀さんに「サイエンスクラブで研究したい!」とお願いした。美由紀さんは「お母さんが十分かかわれないかもしれないから諦めよう」と伝えたが、兄の俊介君、姉の綾音さんが「手伝うから挑戦させてあげて」と頼み込み、応募が実現した。
 琴芭さんの知りたいことは応募用紙からあふれんばかり。ウフギー自然館の職員にインタビューするほか、やんばるで観察を重ねる予定だ。「大きなかごで捕まえたい」という琴芭さん。「それいいの?」と突っ込む俊介君と「研究で困った時は教えてあげる」という優しい綾音さんに見守られ、のびのびと研究を進めている。
 ロードキルや野ネコによる捕食に心を痛める3人。「一生懸命調べるので、(みんなも)ヤンバルクイナを好きになって大切にしてほしい」。

一言アドバイス


 自分がヤンバルクイナになったつもりで、クイナのいろいろな行動や保全について考えてみることをおすすめします。実際にやんばるで観察できると良いですね。(安座間)

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