大名小学校周辺にいる生き物図鑑を作ろう

大名っ子生き物調査隊(那覇市立大名小) 座安琉翔、仲原正裕、山川優貴子、屋宜和寿、山川大夢(2年)、宮城尋(3年)、上原啓、山川宗絋、金城海璃那、高江洲音羽、渡久地麻秀(4年)

図鑑、マップで分かりやすく




生き物図鑑づくりに挑戦する大名っ子生き物調査隊のメンバー=2018年8月、那覇市

 昨年から大名小学校周辺で、大名小1~6年生の45人の児童が、休み時間や放課後を使って、生き物を見つけて図鑑で調べる活動に取り組んでいる。今までに32種類の生き物が確認できた。今回、さらに深く研究したいという希望者11人が、オリジナルの生き物図鑑作りに挑戦する。
 昨年の調査内容を含めて再度、同校周辺にどのような生き物が生息しているのか調査を始めた。生き物を発見したら写真に撮って、見つけた場所を記録し、図鑑で生き物の名前を調べる。見つけた生き物を図鑑で調べていると掲載されているものと微妙に形状が違ったりと、見極めが課題になっているという。
 制作するのは図鑑だけではなく、学校周辺のマップも作って、生き物がどこに生息しているのか記していく。また、大名小周辺にはどんな生き物が多く生息しているのかも調べていく予定。絶滅危惧種の生き物も発見できたが、まだ写真撮影が出来ていない生き物もいるので継続して調査していく。

〈一言アドバイス〉


 生き物の分布がわかる地図を作るというのは、すばらしいアイデアです! 地形と植物の分布や、町のようすなどもいっしょに記録できると良いですね。生き物の写真と地図がついたオリジナル図鑑の完成が楽しみです。 (古川)

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