大豆って不思議だね!

泉水仁瑚(石垣市立平真小3年)泉水紗良(同小1年)

成長にわくわく、毎日観察



大豆って不思議だね!
大豆の栽培記録を付けている泉水仁瑚さん、紗良さん(左から)=那覇市


 元々納豆が好きで、原料である大豆を育てて観察記録をつけている。北海道産の大豆を、水に浸すのを1~3日間と変えて、日向と日陰にそれぞれ分けて植えた。日向の方が芽が出るのは早かったけれど、その後日陰の方が成長が早くなった。意外だったがよく見ると、日向の大豆は葉っぱが1つの茎にたくさん付いてしっかりしている。一方、日陰の大豆は伸びてはいるけれどひょろひょろとしていて葉が少ない。水に浸すのは1日だけのものが一番元気なようだ。石垣産の枝豆も買ってきて、乾燥させて植えてみた。こちらは水に浸したものは生えてこず、水に浸してないものが成長している。地中の様子が見えるようにと、透明な容器に、カラーゼオライトを入れて植えるなど工夫しながら毎日観察している。「日向と日陰での育ち方の違いとか、葉っぱの触った感じとか、毎日新しい発見があって楽しい」と仁瑚さん。紗良さんは「早く豆ができないかな」とわくわくしながら観察をしている。

 大豆を使った発酵食品についても調べることにしていて、みそ作りも行う計画だ。
 

〈一言アドバイス〉


 大豆の種類や、育て方を工夫して調べてみると、多くのことがわかっていいですね。自分で育てた大豆を使って、発酵食品作りに取りくむことは、大きなチャレンジですね。最後まで諦めないで、続けていきましょう。(西平)

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